透明なゆりかご ネタバレ 盲腸 7ヶ月出産

透明なゆりかごのネタバレ2巻−11話(盲腸・7ヶ月出産・植物人間)

透明なゆりかごの11話は「不機嫌な妊婦」というタイトルです。

 

安部さおりさんは1ヶ月前に他の病院から転院してきた妊婦さんでした。

 

沖田×華(ばっか)さんが出会った最も不機嫌で身勝手な人だったといいます。

 

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×華さんを目の敵にしているような人で、なにかと怒られていました。

 

「あなた(×華さん)この仕事向いてないよ!」

 

そんなことまで言ってしまう始末でした。

 

そんな頃、×華さんは実習で他の病院に来ていました。

 

他の病院なのに、受け持ち先の部屋に安部さおりさんがいました。

 

実は安部さおりさんの夫の雄二(ゆうじ)さんは2ヶ月前この病院で盲腸の手術を受けていました。

 

しかし雄二さんは手術中に麻酔の医療事故が起き、脳にダメージを負い意識不明の寝たきりの植物状態になってしまったのです!

 

安部さおりさんは植物状態にある夫の雄二さんのお見舞いで来院していたのです。

 

この医療事故で安部さおりさんは不信感を抱き×華さんのバイト先の病院に転院してきたというわけでした。

 

それから2ヶ月後、安部さおりさんは妊娠7ヶ月の状態でお腹の赤ちゃんを産みたいと言い出しました。

 

「旦那が危篤なの!今産まないと会わせることができない!」

 

安部さおりさんは涙ながら無茶を言いましたが、病院の使命とは「元気な赤ちゃんを安全に産ませる」ことなので、7ヶ月の状態では保育器に入れないといけないので当然承諾することはできませんでした。

 

「患者は弱い立場にいる。信頼されるように誠意を尽くしましょう。」

 

×華さんはベテランの先輩にそう聞かされたことで、安部さおりさんは苦手だけど自分から積極的に話しかけるようになりました。

 

最初から最後まで口が悪くきついことを言う妊婦さんでしたが、無事出産を終え、植物状態の夫に赤ちゃんを添えて置くことができました。

 

夫の雄二さんは危篤状態は越しましたが、意識は戻ることはなく、その1年後にこの世を去ることとなりました。

 

さおりさんは怒ってばかりの人でしたが、怒りの中に奇妙な優しさを持っていたといいます。

 

それは本当に人に絶望した人が持つ優しさなのかもしれない・・・。×華さんはそう感じたのでした。

 

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